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隠された風景ー死の現場を歩くー 福岡賢正 著

定価:本体1600円+税
1680円

皆さんに、読んで欲しい本の1冊です。

2000年9月から2001年10月まで、毎日新聞西部版で連載された、福岡賢正記者の「隠された風景──死の現場を歩く」というルポが、ついに1冊の本になりました。

帯に書かれている推薦の言葉・・・・・・・・・・・

気まぐれなペットブームの行き着く先、
美食の陰に葬られる夥しい生命、
そして遺書_
「現実逃避」の甘い思想に被われた現代への批評に賭けた本書を全身全霊をかけて推薦する。

内橋克人(経済評論家)

長く動物愛護の活動に携わってこられた方々も、このルポを読み、大きく考え方が変わったと述べておられます。それほどの重みのある内容であり、ぜひ皆さんにも読んでいただきたい本です。

2004年11月19日 kanako

本の詳細、注文方法は、

出版社:南方新社
HP:http://www.nanpou.com/
をご覧ください。
定価は本体1600円+税で1680円。送料は無料。


この本の出版を担当された方からのコメントです。

私は編集を担当した○○○○○と申します。
原稿が気合が入ってる分、編集にも力が入りました。
福岡さんの前著「たのしい不便」は、南方新社を代表する一冊だと思っていますが、本書はそれに肩を並べる一書になりました。


当サイトのサポーターの皆さんのコメント

 第一部 ペットの行方
 ・野犬捕獲員の声─感謝なき忌避に耐える
 ・保健所に持ち込まれる不要犬、不要猫
 ・こうして犬、猫は処分される──など

 を、読んだ感想を寄せてくれました。

みかろう

現場の方の言葉の数々が胸に響き、途中からは涙が止まらなくなりました。
少しだけ、シアトルのシェルターの話をさせてください。
シアトルのあるワシントン州では去年一年間に安楽死させられた動物の数は56,098頭でした。
そのうち私が住むking郡(シアトル市を含むワシントン州の中でも都心といえる郡です)では、7,646頭 が安楽死させられ、10,099頭が新たな里親さんにもらわれていきました。
数多く存在するシェルターの中には、「殺処分」をしないところもありますが、
私がお手伝いしに行っているシェルターでは、もらわれそうにない子たち(老犬、老猫、躾をされていない犬、人に慣れない野良猫、など・・)は保護されて一週間ほどで本部へ送られ、安楽死(血管に注射を打つんだそうです)させられています。私はそのシェルターには週に1度か2度しか行けないのですが、先週いた子がいないと、新しい飼い主さんが見つかったのか、それとも本部へ送られたのか、といつも不安になります。でも、次から次へと新しい子達が保護されるため、一頭一頭を追いかけるのは、やめるようにしています。
「死の現場を歩く」の中にも記載されていましたが、それがその動物の寿命だったんだ、と思うようにしないとやっていけないのです。
シェルターがあるアメリカのボランティアでさえこの状態なのですから、日本の保健所で実際に処分をされている方たちの心の痛みは想像もできないほど大きなものだと思います。ほんとにこのままではいけないし傍観しているのはもっといけないことですね。1人でも多くの方に読んでいただきたいです。

チョン子 最初のさわりだけ読んで止められなくなりました。
読み進む度胸を突く件にぶつかり、泣きながら読みました。
私は殺処分をしている方々のお気持ちを分かっている「つもり」でした。
人間、どんなに嫌な人でも悪い人でも心や感情は必ずあるから、毎日、犬猫の何も知らず連れられてくるとこから苦しんで死ぬまでの経緯を見、喜んでこなす人なんているはずがないとは思っていました。
でも、職員の方の生の声を文字で聞いていても、今でも涙が溢れて止まりません。 はたからの情報だけで分かったつもりでいたことを恥ずかしく申し訳なく思い、なんと表現していいか今も言葉がまとまりません。
アメリカの嘘の様な殺処分の数、職業差別、清掃と花、骨の肥料etc、印象に強く残る重い単語と、職員の方が浴びせられた心無い言葉の数々が、今も頭の周りをグルグル回っています。
いつか必ず一度は保健所を訪れてみたいと思っていましたが、その前にこちらを拝見出来たこと、強く感謝しています。私はどこかいつも甘いとまた省みる事も出来ました。
あんこ 「死の現場を歩く」を読みました。
現場の方の言葉のすべてが、とても深く重く感じました。私は捕獲収容所には行った事ないのですが、以前インターネットである動物保護団体のサイトを見ていました。そこで、福岡さんのように殺処分される動物達を取材している方の記事を読みました。その記事の中で、犬と猫が実際に殺処分される時の画像と動画が載せ られていました。記事を書かれたご本人も、載せるかどうか、かなり悩まれたそうですが、事実を知ってもらいたいという事での掲載でした。私も見るかどうか悩みましたが、辛い事実をも知った上で自分に何が出来るか考えようと思い、すべての画像と動画を見ました。移動中は犬も興奮していて、ものすごく吠えているんですが、処分する為の狭い部屋に入れられると、死を察知したかのようにどの犬も吠えなくなり、「きゅんきゅん」を鳴き出しました。
そこでは、その狭い部屋に二酸化炭素を15分間注入し無酸素状態にする方法をとっていたので、犬たちが酸素が薄れていく中で苦しそうに、必死に息をしていて、目を覆いたくなるほどでした。次第に痙攣をしだす犬が出てきて、どんどん倒れていきました。若い犬は元気なので、それだけ長く苦しむ事になります。記事でも書いていましたが、子犬や猫は呼吸が浅いので20分以上二酸化炭素を注入するそうです。15分が過ぎたら、まだ呼吸がある犬がいても、その部屋の床が開き、犬たちは地下に落とされ焼却場へと自動的に運ばれて焼かれます。
さっきまで元気に吠えていた犬が15分後には死んでしまって、焼かれて灰になってしまうなんて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。この光景は今でもハッキリと記憶していて、思い出すだけで涙がでます。
このような光景を毎日見なければいけない現場の職員の方々も、本当に辛いと思います。でも、辛いと思うと精神的にもたなくなるので、業務をこなす事だけを考えているとおっしゃっていました。
今回読ませてもらった福岡さんの記事の現場の方々も、「誰もやりたくないけど、誰かがやらなければならない仕事」に携わる事で、多くの悩みを抱えてらっしゃる事を知り、私たちが暮らす町の環境を保つ為に辛い仕事をしてくださって、心から感謝しなければならないと思いました。職員の方は全く悪くなく、悪いのは動物を捨てる人や殺処分の事実を隠そうとする社会、その事実を知ろうせず関わろうとしない私たちなのだなぁ・・・と反省させられました。
殺処分をしなくていい社会を実現させる為に、私に何が出来るかもう一度よく考えていきたいと思いました。全国の処分場が、シェルターになればどんなにいいか・・・。
ゆかぴぃ 現場の方の気持ち・・・
考えたことなかったです
わたしのワンコがお世話になっている病院の窓口の方のお父さんが センターにお勤めだったらしく でも おうちでは
一切 お話されないそうで・・・
まだまだ 知らないことって いっぱい ありますよね
すこしづつ いろんなお話 知って
がんばろうと 気持ちあらたになりました
プラム 重く受け止めました。
初めて、現場で作業する職員の生の声を読みました。
そしてその職員に非難の声を浴びせる人がいることも知りました。モラルのない飼い主が本来やらなければならないことを痛みを伴いながら毎日、作業されている職員の方々。そこまで思いが及びませんでした。
以前、地元テレビ局が愛護センターを取材したニュースを見たことがあります。
職員の方はやはり「必要悪」という言葉を使われていました。そして決して安楽死ではないからあえて我々は殺処分という言葉を使っています、といわれていました。今、掲載された記事を読んだ後で思うと、その職員の言葉にはとても深い深い意味があったのだなと思いました。殺処分された後の犬や猫の灰が果樹園の肥料にされると本で読んだことがあります。そのときは、そんな悲しい果物は食べられないな、と思っていましたが「命の循環を見つめて」を読んで涙がこぼれました。土に還って、新たな命に生まれ変わる。。。
来月、動物管理センターに見学に行く予定でした。
今回の記事を読んで行くのと読まずに行くのとでは感じ方も、ものの見方も違っていたと思います。ありがとうございました。
wasa 想像以上にリアルな現場の声でした。
運ばれる犬、スライドして、ドリームボックスへ・・「ボタン」
その絵が目に浮かびました。
誤解を受けるかもしれないけど、職員の方々が、平気ではないと言う事、想像を絶する痛みを抱えながら作業してくれている事が救いのようにも感じました。
職員の中にも、殺される子達の痛みを一緒に背負ってる人がいる。
誰も痛みを感じないで、仕事と割り切って、流れ作業でボタンを押していなくてよかった。ありがとうございます。
ジョーママ

辛くて胸が苦しくなりました。
私はフェレットをお迎えする時、その時点で出版されていたフェレットに関する本をたくさん読みました。
ある本の一節に
「たとえ指が一本多かったり少なかったりしても、
たとえ耳が聞えなかったとしても、
たとえ噛み癖が酷い子だとしても、
フェレットであることに変わりはないじゃないか。
そんなことにこだわらず、
たくさんたくさん愛してあげようじゃないか」
という内容の文章がありました。
私はその通りだと思いました。
繁殖させるだけさせ、売り物にならないから処分する、人間に命をコントロールする権限などあるのでしょうか。。
もっと厳しい規制を!と願うばかりです。

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