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沖縄 猫の腹に水中銃のモリ 付近に毒殺体も

2003年10月7日
琉球新報
猫の腹に水中銃のモリ 付近に毒殺体も
6日午前9時すぎ、大里村内の民家から「猫の腹に矢が刺さっている。救助して ほしい」との連絡が県動物愛護センターにあった。同センター職員が現場の民家に 駆け付けたところ、長さ約107センチメートル、直径約3ミリのスチール製水中銃の モリが腹部左側から右側にかけて貫通している猫を発見し保護。動物虐待の 疑いがあるとして、与那原署に通報した。同署は動物愛護法違反の疑いで 捜査している。
猫を保護した同センター主任技師の小杉龍生さんによると、負傷した猫は雌の 野良猫で、通報した民家の住民が時折、餌を与えていたという。この住民が 5日夜に針金のようなものが刺さった猫を発見したが逃げたという。6日朝に再び、 付近を捜したところ、負傷した猫を発見した。また近くには毒殺されたとみられる 別の猫の死がいもあった。同センターが死がいを引き取り、死因を調べている。
負傷した猫は那覇市繁多川の「ピュア・ペットクリニック」に搬送されて、緊急 手術を受けて命を取り留めたが、「脾臓ひぞうが切断され、あまり状態は 良くない」(同クリニックの野中哲獣医師)という。小杉さんは「猫自身が、立てて置いてあるモリの上を飛び、失敗したとも考えら れるが、可能性はかなり低い。人間がやった可能性が高い」と指摘。「県内でモリや 矢などで猫や犬が虐待されたケースは聞いたことがない。とても悪質で許される 行為ではない」と話している。

(琉球新報)

 

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