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イギリス・わんにゃんさんからのレポート_No.2
Inspector's Diary  〜アニマルポリスのある1日〜
A day in the life of...〜インスペクター、ジャッキー・ヒックメン警部補〜
  9:00 まず、ボイスボックスシステム(市民からの通報)をチェックし、その日のスケジュールを立てる。緊急を要する通報から順番にウォースタシャ-、ワーウィックシャー、グロースタシャーの地域を巡回
10:00 最初に、体に紐でプラスチックのバケツを巻かれ、草地を走り回る犬の通報があったワーウィックシャーに到着。飼い主は留守なのでメッセージカードを置いて犬を保護する。
  10:20 先日2頭の馬の飼育指導を行った飼い主からの連絡を受ける。アドバイス通り、今では新鮮な干し草、水、清潔で暖かいラグで飼育されていて安心する。
 

10:35

泥だらけの牧場にて飼育されている5頭の馬を訪問する。干し草や水があるシェルターへのアクセスができるようになっており、今日は比較的良い状況。しかし、牧場のコンディションはあまり良い状態ではないので、これからも厳重な監視が必要。
 

10:50

地面一体にガラスの破片が散らばっている庭に、小屋もなく放置されている犬がいるとの通報を受ける。飼い主は留守だが、庭を見ると、犬は警戒し、動き回り、状態も至って普通。ガラスの破片は一切見当たらず、犬小屋は用意してあった。
  11:15 道端で迷子のスプリンガースパニエルに出くわす。止まってIDを調べようとしたが、犬が突然走り出し保護失敗。地元の犬監視員に捜索願を出す。
  11:25 若い男性飼い主を捜査する。通報によると、この男性は2頭の飼い犬に殴るなどの虐待をしているらしい。初めての捜査ではない。男性はこの通報を否定する。犬達を見ると、何の傷害もなく幸せそうに落ち着いている。犬の躾や扱い方を厳重にアドバイスをする。
11:45 苦しむ白鳥がいるとの通報があったエイボン川に到着。ふっくらとした羽を纏う30頭以上の白鳥を調べる。全頭問題なさそうだ。

  12:25 管理室から、今朝のプラスチックを巻かれた保護犬の飼い主から電話があったと連絡をもらう。飼い主であること、犬は自ら紐を体に巻きつけ走り回っていたということを確認する。
  13:45 餌や水、シェルターさえもない乗馬スクールがあると通報があったグロースタシャーに到着。調査の結果、問題無し。
14:20 ペットの蛇が、不衛生で不十分な暖房設備下で飼育されているとの通報があり訪問する。飼い主は留守なので後ほど再度連絡を取ることにする。
  14:30 管理室から緊急通報があったとの連絡を受ける。短いチェーンがもつれ苦しむポニーがいるとのこと。車の通行止めであったため、ヘッドカラー、リードロープ、ボルトカッターを持って歩いて現場へ向う。
  15:00 ポニーを発見。おびえながらもポニーの顔が地面に近かったため助けを求めている。救出に多少時間はかかるが、ヘッドカラーのリードロープを切り取る。ゆっくりとチェーンを解き、ポニーを落ち着かせる。この近所に在住の飼い主は留守なのでメッセージカードを置いていく。厳重注意が必要。
  15:50 やっと待ちに待ったコーヒーの時間。そして、数件の通報を受ける。
  16:10 3日間、屋根の上で降りられない猫がいるとの通報を受ける。
16:40 その猫は屋根の溝で行き詰まっており、一人では安全に救出できそうにない。救急隊に応援を頼み、そのうちのメンバーが15分ほどで到着。梯子を使い救出に挑むが、猫が怖がり反対側の屋根へ逃げる。反対側の屋根へもう一つの梯子を使い救出する。抱き上げると、安心したのか鳴き続ける猫。ケガはなかったが、空腹と寒さで震えている。無事に飼い主の元に帰り安心する。
  17:40 1日いろいろなことがあったが、無事任務を終えることが出来た。帰宅の時間。明日まで十分に休養しよう。

 

A day in the life of...〜インスペクター、コリン・キークウッド警部補〜
  9:00 9:00 まず、ボイスボックスシステム(市民からの通報)をチェックし、いつもの忙しいスケジュールを立て、東ケントの地域を巡回。
10:20 最初の通報は、どんな天気でも外に放置されている犬がおり、犬が動き回ると飼い主の男性に蹴られているという。飼い主の妻に話をするとひどくうろたえながら、時々犬を庭へ入れているが雨の日には入れたことがないと言う。男性が犬を蹴る事は否定したが、時々犬を誘導する時に足を使っていることを認めた。犬のニーズにあった飼育方法と2度と足を使った躾をしないようアドバイスをする。
10:55 長毛コートが酷く毛玉だらけの猫を調査する。飼い主を訪ねると、その猫は外に出ており、おそらく近くの病院周辺にいると言う。病院の待合席で寝ている猫を発見する。猫を飼い主宅へ届け、酷く絡まる毛玉を指摘し、綺麗に取り除く方法と予防法をアドバイスする。
 

11:15

隣の市から、繋がれっぱなしの猫がいるとの変わった通報を受ける。とても大きな血統書付きの猫が、レザーのハーネスを付け小さなフレキシリードでゴミ箱に繋がれ、車道に座っているのを発見する。初老の飼い主は、窓から監視しながら定期的に10分間程こうしていると言う。飼い主は自由に放し飼いすることを心配している。ハーネスとリードを繋いで地元の公園へ散歩にも連れていると言う。繋ぐときには猫に水を準備し、猫から一時も目を離さないようにアドバイスする。
 

11:50

5週間前に放浪猫を保護した家族を再訪問する。マイクロチップが挿入されておらず、まだ飼い主は見つかっていない。家族は里親を希望するが、その猫が妊娠中であることを知る。生まれてくる仔猫たちの世話までは出来ないというので、地域のアニマルホームでその猫を保護し、出産後、改めて里親希望に申し込むようにアドバイスする。
  13:00 やや長距離ドライブで、アニマルセンターに到着。スタッフに先ほどの妊娠猫の状況を伝え預ける。(その後、3匹の元気な仔猫を無事出産)
  14:10 パトロール区域内の、あるひとつの動物病院に到着。捜査中の虐待事件のための陳述書を受け取る。
  14:45 インスペクターのパトリック・ハンビーさんと警察官、犬監視員とタネット島にて合流する。一緒に飼い犬と馬を放し飼いにしている飼い主の女性宅へ向う。
  15:15 あいにく、その飼い主が病気で寝込んでいるため、住居へ立ち入り出来ず、来週中に動物達の調査と問題について話し合う約束をする。
15:55 2,3週間前に、猫33匹、犬1頭、ラット1匹を保護したアパートを再訪問する。33匹の猫は、1匹の雄猫と2匹の雌猫から生まれた猫達。不妊手術さえしていればと悔やむ。
  16:15 繋がれっぱなしの犬の通報を調査する。玄関前の庭に、2本のチェーンで別々の木に繋がれている犬を発見。そこは3世帯住宅でどの家も留守のよう。明日早朝に再訪問する。
  16:50 前回、獣医に観てもらうようアドバイスをした、皮膚アレルギーを持つ猫の飼い主宅を再訪問する。留守の様なので明日また再訪問する。
  17:35 自宅に到着し今日1日を振り返る。美味しい紅茶を飲みながら、明日の仕事の準備をする。

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2004年6月16日UP!

資料提供・訳_第1期サポーターわんにゃん
ページ作成_kanako

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