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アニマルシェルター シアトル編(1)

以下、みかろうさんからのレポートです!!
夫の転勤でアメリカのワシントン州に住むみかろうです。
本日は、こちらの「アニマルシェルター(動物保護施設)」の情報を
皆様にお伝えしようと思います。
「アニマルポリスを作ろう」という趣旨とは異なりますが
日本でも必ず「アニマルシェルター」の創設が
重要課題になると思います。
長文ですが、お時間のあるときにでも読んでみてください
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私が訪れたシェルターは今のところ2箇所です。
一つ目は「ワシントン州 キング郡」が管轄する、
公のシェルターです。
「King County Eastside Pet Adoption Center」
http://www.metrokc.gov/lars/animal/index.htm
ここの費用は基本的に全て郡のお金で、
一部、寄付金で、まかなわれているそうです。
今回、私が訪れたのはBellevueという街の小さなシェルターです。
(本部はKentという街にあり、建物もケージも大きいらしい。次回はここを訪れるつもり)

↑
元は獣医さんの建物だったそうです
職員は、3人〜4人。
他にはボランティアの方がお手伝いをされていました。
ここに保護される動物は
キング郡内で徘徊していた(迷子、捨て、野良含む)動物たちです。
保護された動物たちは、シェルター内のケージに入れられ
首輪やマイクロチップで飼い主が分からないかすぐに調べられます。
(こちらのペットたちはマイクロチップを入れている場合が多いです)
連絡先が分かった場合は即座に飼い主に連絡、
飼い主が引き取りに来るのを待ちます。
マイクロチップやタグのおかげで
迷子になったペットたちの半分以上は
無事に元の飼い主のところに戻っていきます。
連絡先がないけども、
人に慣れていたり首輪をしている場合は
そのまま約5日間ほどそのシェルターに保護されます。
その間に飼い主が探しに来るかもしれないからです。
5日後、誰も引き取り手が来なかった場合、
初めてその子たちは
「アダプト(里親募集)」に出されます。
飼い主が分かっていても何らかの理由で
飼い主がその動物を取りにこなかった場合は、
約10日間保護し、その後アダプトに出されます。
ここは猫たちのケージです。
このシェルターは小さいので
全部で20個ほどのケージしかありません。
↓

兄弟、親子の場合は、同じケージに入れられますが、
基本的には一匹につき1つのケージが与えられます。
ケージ内には小さなトイレと、餌+水が用意されています。

次は犬です。
ここも全部で20個ほどのケージが用意されています。
猫のケージよりは大きいですが、
外を走り回ることが好きな犬にとっては
かなり狭いことでしょう・・・・
↓

この日は、小さい犬ばかり保護されていました。
いつもはシベリアンハスキーのような大型犬も
このケージの中に入っています。

ここのボランティアの仕事は
「保護された犬たちとの散歩」
「保護された猫たちと遊ぶ」ことです。
犬も猫も人間に慣れている方が
アダプトされていく確率が高いからです。
実際、郡ではボランティア活動が始まってから
アダプト率が急激に伸びたそうです。
ケージの掃除や動物の保護は、
職員の方がやることになっています。
外に出してもらって嬉しそうなワンコ
↓

ボランティアが外で散歩をしていると、
犬好きの人がやってきていろいろと質問していきます。
みんな動物が好きで、
自分の家に迎え入れようとしているのです。
この彼女は、この黒ラブをとても気に入って、
アダプトしようとしましたが
結局「飼い主」が見つかり
無事にお家に戻っていきました。、
もう迷子にならないようにね!
↓

猫の場合は、専用の「遊び部屋」が用意されていて
ボランティアが一匹ずつケージから出して、遊んであげます。

猫好きの私がついついアダプトしそうになった猫ちゃん。
次の日にすぐにもらわれていきました。(嬉しいような悲しいような・・・)
↓

私がシェルターにいる間に、
上のほうの写真の「小さな黒い犬(成犬)」が
アダプトされていきました。(嬉しい)
写真では分かりにくいのですが、
黄色いシャツを着た奥様がそのワンコを抱っこしています。
向かいにいるのは娘さん、左側はご主人。
家族の一員になるので、
家族全員でその犬と対面しに来ました。
(右側にいるのはこのシェルターの職員です。)
↓

私がとにかく驚いたことは、
平日でも休日でも
里親希望の人たちが続々とつめかけ
子犬、子猫だけでなく、
成犬、成猫も、
可愛らしい子や、人に慣れている子は
次々にもらわれていくことです。
なかなかもらわれない子は、
他の大きなシェルターへ移されたりしますが、
まだ小さすぎてアダプトに出せない子猫や子犬は、
フォスター(短期間引取ってくれる個人や団体)や
レスキュー(アダプトされにくい動物を引取って、アダプトされやすくなるまで育ててくれる個人や団体)
に預けられたりもします。
しかし 年老いた子、病気の子、
人に慣れそうにない野良猫(野良犬はここでは滅多に見ません)は
やはり安楽死させられるそうです(涙)
実際、私が何度か訪れた間に、安楽死させられた動物は何匹かいました(涙)
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2004年8月4日UP!
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