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「アメリカNY動物警察」番組レポート 4-4
ライアン捜査官は8年間市警察の騎馬隊に所属していました。その経験は今も生きています。
東ブロンクスの牧場に様子のおかしい馬がいると獣医から連絡を受け調査の為現地に向かうところです。

通報した獣医師は市警とASPCAに連絡後帰ったとのことでした。
とりあえず馬を見に行きます。説明では2日前に牧場にやってきた時には既に健康状態に問題があったと言います。
獣医は偶然この馬を知っていたそうです。以前の所有者はパル・オー・マインという障害者の支援団体でした。
そして1年前に引き取ったのが現在の所有者マークです。

馬の名前はウィンストン、最近この厩舎に来ました。

ガリガリに痩せていて骨の数が数えられるほどです。まともに餌を食べていない証拠だと捜査官は言います。

ひづめも腐っているようで匂いがする状態です。蹄鉄をはずしてみました。長年交換されていないらしく腐ってきています。
また端綱もつけっぱなしにしていたため顔に跡が残っていました。歯もボロボロで完全な飼育放棄だと捜査官は言います。
現在の所有者に連絡します。「24時間以内に獣医を馬の元へ派遣すること」これは法律に基づく警告です。

馬は以前の所有者、パル・オー・マインに運ばれることになりました。パル・オー・マインのホセは
「以前うちにいた馬のこんな姿を見るのは胸が痛みます。馬に乗っていた子供たちもきっと悲しむでしょう」
馬の所有者は調査に応じる義務があります。このような姿になった経緯はすぐに判明することでしょう。


ディジャコモ捜査官はブルックリンに向かっていました。

以前にも同じ場所にいったことがあるという捜査官。
「また同じ問題が起きたのであればショックですね。同じ問題であれば犬たちは保護されます」

飼い主は不在でした。

2匹いるとの通報を受けましたが窓越しに1匹しか見当たりません。捜査官はこの犬に見覚えがあります。
電話でメッセージを残して飼い主から連絡を待つことにし家を後にしました。

ライアン捜査官は馬の所有者に連絡を取りましたが母親が急病のため会えないと言います。
確認に向かった捜査官、家にはマークが不在で母親だけがいました。

「具合はどうですか?」「だいぶマシよ」「今朝は病院へは?」「行っていないわ」
「彼は母親が救急車で病院に運ばれたと言っていましたが、それ程具合は悪くないようですね」
「ひどい子だわ。そんな嘘をつくなんて」
捜査官は再度マークに電話し法的な義務として会う日を連絡するようにメッセージを残します。

一方、馬は古巣のパル・オー・マインに戻っていました。馬は引退後マークに引き取られたのだと言います。
団体の共同創設者、L・ガッティはマークの行動にショックを受けていました。
「この馬は今まで人を信頼して働いてきたんです。こんな扱いを受けるなんてひどすぎます」
この件を通報したコリー獣医師が診察にやってきました。
「200キロは痩せました。何ヶ月も世話を受けていないと一目見て分りました。ただ体重が落ちただけではなく背中やお尻の筋肉がだいぶ落ちています。」
定期的に餌を与えていない証拠です。それも長期に渡ってだと獣医師は言います。
「このまま半年ほど気づかなければこの馬は悲惨な最期を遂げていたでしょう」

3日後再び犬の元を訪れたH捜査官。
「痩せていますね。腹部の骨が浮き出て爪も反るほど伸びています。かなり衰弱しています」
家には子供がいました。
「犬は全部で何匹?3匹ね。お母さんは世話をする気はある?ないのか。では死んでしまう前に連れて行こう」
裏庭にも2匹いました。皆衰弱しています。
「このままでは数日で死んでしまいます。今すぐ連れ出す必要があります」
その後住人が戻ってきて引取りに同意しました。一家は立ち退きをせまられているようです。
犬たちはひどい状態でした。糞尿を始末していないため悪臭が満ちていました。エサを与えた様子もありません」
と話すのは応援にかけつけたマクドナルド捜査官です。

最初は外から見えたあの犬です。

その後住人が戻ってきて引取りに同意しました。一家は立ち退きをせまられているようです。

「犬たちはひどい状態でした。糞尿を始末していないため悪臭が満ちていました。エサを与えた様子もありません」
と話すのは応援にかけつけたマクドナルド捜査官です。

 

脱水症状、栄養不良、さらに大量のダニが寄生しています。


「屋外にいたオスとメスの犬は腹部が膨らんでいます。X線で調べますが中身は食べ物のようです」と話す獣医師。
「誰かが食べ物を与えたのでしょう。通常犬があれほど物を食べることはありません。それほど飢えていたということでしょう。」


ペンタンジェロ捜査官とロマーノ捜査官が現場に向かいます。
引越しの際に犬を捨てていき衰弱しているという連絡が入ったのです。
犬の種類はロット・マイラー。餌は食べていますが水がなく喉がかわいていたようです。

大家から飼い主に連絡先を聞き犬を引き取りに来るよう命令をだしました。
また大家に対しても水を与えるよう指示をしました。
気温は32度、「昨晩水と餌を与えたと飼い主は言いましたが、これほど暑い日は2,3時間おきに水を与える必要があります」と捜査官。
飼い主が引き取りに来ると約束をしたため様子を見ることになりました。

一方、救い出された犬たちは回復も早く食欲旺盛だと獣医師はいいます。
「当初の尿濃度は考えられないほど高いものでした。脱水症状に陥り水分が足りなかったからです。」

屋外にいた犬たちにはダニが大量についています。また背中に大きなダニを発見しました。
ダニの頭部が残らないよう慎重に取り除きます。
「世話をする気がないのに何故動物を飼うのでしょう」と獣医師は話します。

 


ロマーノ捜査官の元に猫が襲われたという連絡が入りました。
アパートの飼い猫が管理人に危害を加えられたようです。猫はかなりのケガを負っているとのことです。
現場に行く前に病院に寄りました。担当はサラス獣医師。
「骨盤を複雑骨折しています。直腸から出血、脊髄にも深刻なダメージを負っています。」

X線を見ながら説明を受けます。「木の棒で何度も殴られなければここまでひどく砕けたりはしません。」
飼い主が到着し、獣医師から状況説明を受けました。
猫の名前はオンサ。生まれて2日目から飼っているという飼い主は話します。犯人は3週間前にきた管理人だと訴えます。
「脊髄に傷が入れば立つことも出来ません。お気の毒ですが回復する見込みはわずかです。どうされますか?」
「・・・眠らせてあげます。苦しませたくない」とつらい決断をする飼い主。

捜査官は「安楽死させること」を犯人には伝えないよう家族に話します。そして徹底的に調べることを約束しました。

別れの時です。「この子が何をしたの!ひどすぎる!」と飼い主は泣き崩れました。

保護された犬たちはエサを与えられなかったことだけが原因だったためどんどん回復しています。
地下室にいたオスが一番回復が早く、7.5キロだった体重も13.5キロまで増えました。
「理想的な健康体の状態です。前までは脂肪がありませんでした。もしこれが冬の時期であれば凍え死んでいたでしょう」
「保護するのか遅れていれば内蔵機能にも障害がでていたはず」と話す獣医師。
「手遅れにならなくて幸いでした」


猫のオンサの事件に関して調査を始めた捜査官。過去にも複数の人間が目撃しているという情報がありその人たちに会って話を聞くことにしました。
まずは飼い主の家族に虐待があった場所を教えてもらいます。
現場には血の跡が残されていました。

証言1男性
「門のところで管理人が何かを見て飛び上がったんだ。おれが階段を下りてみるとそこには猫がいた。水のはいったボウルがあったろう?やつは棒を持ってきて猫を殴ってどかそうとした。俺は「やめろよ」と言ったんだ」
「何回殴っていましたか?」「4,5回くらいかな。」
「猫の様子は?」「威嚇も何もしてなかった。」
飼い主「猫が邪魔なら子供たちに言えば済むのに」

証言2女性

「彼が猫を殴っていたのを見ましたか?」
「ええ見たわ。何度も殴っていて、猫もかなり怒っていたみたい」

そして二人とも証言用の書類に記入に承諾しました。
二人の証言は一致します。これで証拠が揃い管理人を逮捕することができます。

3匹の犬の飼育放棄の方も証拠がそろいました。
しかし母親はいついってもおらず、彼女の居場所を知る人はいません。捜査官が彼女を訪ねるのは6度目です。
幸い今回は在宅でした。そこで勧告を伝えるH捜査官。
「本来なら逮捕もできるが今回は猶予を与えよう。」
彼女に6人の子供がいることを考慮し逮捕は見送り勧告だけにとどめました。
「時と場合によっては罰を与えることが適切でないこともあるのです」
「もちろん彼女を逮捕し刑務所に送ることも十分に可能でした。その場合彼女は裁判で争うことになります。それでも罪から逃れることはできなかったでしょうがね。」
動物虐待は1000ドル以下の罰金か1年以下の懲役が課せられます。

ロマーノ捜査官とペタンジェロ捜査官は猫の事件の調査を続行中です。
「問題の男が現れたと電話で連絡が入りました。」と話すロマーノ捜査官。
アパートの部屋を訪ねます。「聞きたいことがありますので中に入れてもらえますか」
二人の捜査官は男の部屋に入るとすぐに行動に出ました。
「あなたを逮捕します。動物虐待の罪です」

「あなたには黙秘権があります。今後の発言は裁判の証拠になります。」男は署に移送されました。

馬のウィンストンの件も続行しています。やっと飼い主のマークが会うことを承諾しました。
昨日のウソを謝罪する飼い主のマーク。「今日もウソをつけばどうなるかわかっているな。」と捜査官は念を押します。
持参するように言っておいた約束どおり馬の写真を見せる飼い主のマーク「あの馬を買ってすぐに失業したんだ」
「この写真では普通の体重に見えるな。これは引き取って間もなくの写真に間違いないな?」と確認する捜査官。
「間違いない」「ではこれは十分な証拠になる。獣医の証言もあるので動物虐待の罪で逮捕する。

「この書類は裁判で使用される。君が持ち主になってから体重が200キロ減ったという内容だ」獣医師の診断書を見せる捜査官。
飼い主のマークは署に送検されました。
「弁明のためにも痩せた写真を持ってくると思っていたのに以外にも予想とは正反対の写真でした。まるで2頭の馬を見るかのように違いは明らかでした。十分な証拠です。」と話す捜査官。

馬のウィンストンは順調に回復、共同創立者のL・ガッティも喜んでいます。
「ここに戻ってきた時はまるで野生の馬のように暴れてロープを振りほどき逃げ回っていました。
人間を警戒していたのでしょう。体重は270キロも減っていて他の馬にかまれた傷もいくつもありました。
また半年以上蹄鉄を打ち替えていなかったため感染症でひづめが腐っていました。性格も一変していましたね。
ここに来て2ヶ月になりますが体重は110キロほど増え、目も穏やかになり色も変わってきました。
それでも体重はまだ130〜180キロ足りません。
ここに来てどんどん回復しています。来た頃は満足に立てない時もありましたからね。」
この後は新たな安息地で幸せな生活を送る予定です。

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