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「アメリカNY動物警察」番組レポート 4-13
=放置されていた親子、サリーとピストン=

放置されたイヌの親子がいると通報を受け、ルーカス捜査官とディジャコモ捜査官が出動しました。
やせ細った子犬はここ数日間姿が見えないそうです。
現場に到着。
鉄索の中には鎖に繋がれた親犬がいました。
台の上に乗っているのですが母犬は鎖が絡まって動けず子犬の姿はありません。

柵が邪魔をして助けることが出来ません。
隣人の協力で即席の道具を作ります。
その時、家の中から飼い主が姿を現しました。
飼い主によると子犬は1匹で他の8匹は死んだそうです。
唯一生き残った子犬の健康状態が心配されます。
口の中をみたいので中に入れてくれるよう頼みましたが飼い主は入室を拒否しています。

やっとの事で中へ入れてもらい、子犬の口の中を調べます。
歯茎が白くなっていてどうやら貧血のようです。
<ルーカス捜査官>
「子犬を連れて行きます。母犬を病院へ連れて行ってください。」
<飼い主>
「必要ないね。」
<ルーカス捜査官>
「出産後の食事は普段の2倍必要なんです。」
<飼い主>
「オレのイヌだ。」
<ルーカス捜査官>
私たちは動物のプロです。言う通りにして下さい。」

2匹をASPCAの診療所へ連れ帰り、健康診断を受けさせることにしました。
気がかりなのは8匹の子犬の死因です。
親子はピットブルのミックスの生後6〜8週間の雄の子犬とその母犬です。
車の中で子犬に会えた母犬は嬉しそうです。

診療所ではシャイン獣医師が待っていました。
ルーカス捜査官は獣医師に状況を説明します。
診察が終り、つれて来た時歯茎はまっ白だったのが今はピンクに変わっています。


<シャイン獣医師>
「狭い場所へ閉じこめられ、酸欠状態だった可能性があるわ。
解放されて呼吸が楽になり、回復したのかもね。」
子犬のピストンはワクチンを接種しました。

次は母犬のサリーです。
ひどく汚れていて、固いものを噛んだためか歯が欠けています。
歯石も溜まっていました。
とても痩せていて骨が浮き出ているため、座ると痛むようです。
それに毛がすり減っている部分があるため、冷たく固い地面に座るのを嫌がるようです。
前足と後ろ足に複数の擦り傷もあります。

 

<ルーカス捜査官>
「この子は虐待されていたと思いますか?」
<シャイン獣医師>
「そう思うわ。標準体重よりかなり軽いし、骨が浮き出ているのが遠くからもわかる。それにおしりに傷があるから座ると痛そうだわ。」


サリーに消化の良い食べ物で摂食状態を調べます。
とても空腹のようで、紙の容器まで食べてしまいそうな勢いです。
サリーとピストンに一連の捜査を行えば、8匹の子犬の死因が解明されるかも知れません。

 

=イヌを虐待した疑いのあるシェルター=

ライアン捜査官とギャンクウィッツ捜査官は動物保護管理センターへ向かっています。
職員が民間シェルターから4匹の飢えたイヌを保護し、餓死したイヌも発見したのです。
このセンターでは捨て犬を保護しておりますが、虐待の疑いがあればASPCAに通報します。
4匹のうちの一匹は痩せていて状態はよくありません。
毛に排泄物も付着しています。
他のイヌも調べると、どのイヌもやせ過ぎのため診療所で治療を受けさせます。
虐待の可能性が高いため、捜査を行います。

まずイヌの死骸を持ち帰って検死を行い、死因を特定します。

次にマスティフの異常なやせ方が気になります。
この犬種の標準体重は45キロですがその半分弱しかないんです。
虐待行為の可能性は高いでしょう。
マクドナルド捜査官がイヌをASPCAへ搬送します。
動物を保護すべきシェルターで虐待の捜査を行うのは異例のケースです。
マクドナルド捜査官にイヌの搬送を頼み、2人の捜査官はある動物病院へ向かいました。
シェルター経営者の虐待容疑に関する別の情報を入手しました。
他に数匹のイヌを動物病院へ連れて行ったそうです。
経営者が動物保護管理センターへ連絡したことから発覚しました。

動物病院では獣医師のペリーがイヌに名前を付けて世話をしていました。
スクラッピー、テリアの交雑種バークリー、最後は痛々しい姿のオディー。
イヌはASPCAの管理下に置かれますが、協力要請書を渡し、預かってもらいます。
3匹のイヌ達は、シェルター経営者の虐待行為を立証する証拠となります。

動物病院のゴーマンに話を聞きます。
「シェルターとは無関係ですが経営者をよく知っています。
彼は多くのイヌを救ってきた。でもこの数ヶ月は以前と様子が違っていたよ。」
<ライアン捜査官>
「動物は生き物です。世話の手抜きは許されません。イヌの状態を見れば世話を怠ったのは明らかです。心優しい人でも過ちを犯すことはあります。我々は理由を知りたいだけです。」


これでイヌは安心です。
次はシェルターの経営者を捜して詳しい事情を聞きます。

 

=放置されていた親子、サリーとピストン=

 

一週間前、ルーカス捜査官とディジャコモ捜査官は
イヌの親子を保護しました。
母犬のサリーはやせ細り、9匹産んだ子イヌの中で生き残ったのはピストンだけです。
シャイン獣医師が行った2匹の検査結果が出ました。


<シャイン獣医師>
「サリーは寄生虫に感染していたので治療を行っています。
皮膚炎が見られましたが、抗生物質と体の洗浄で良くなっています。普通に水と食事を与えただけで、1週間で約4キロ体重が増えました。軽い脱水症状も見られましたが体力は順調に回復しています。これから寒くなるので我々が保護していなければ衰弱が進んで命を落としていたでしょうね。」

ピストンも元気です。
<シャイン獣医師>
「ここへ来た時は3.4キロでしたが1キロ増えて4.4キロになりました。この子は抱き上げると何故か口を開くんです。整形外科医の診断では問題ないとの結果でした。先天的な原因でしょうが、健康に異常はないので早く新しい家族を見つけてあげたいですね。」
里親を捜すには飼い主の同意が必要なため、家へ出向く必要があります。
死んだ子イヌたちを検視しなければ虐待の有無は特定できません。
しかし適切に飼育されていなかったことは明かです。
ルーカス捜査官に判断が委ねられます。

ライアン捜査官たちはイヌを預けた動物病院を訪ねました。
みんな毛艶もよくなりすっかり元気になりました。
3匹をASPCAに連れて帰ります。
里子斡旋部のバックワルドが3匹の寝床を用意しました。
最初に見た時は3匹ともやせ細っていましたが、今では里子に出せるほど元気になりました。
虐待の証拠が揃ったので、2人はシェルターの経営者に会いに行きます。
イヌを手放すよう説得して里親を捜すためです。

 

=飼い主によりセンターに持ち込まれた衰弱したネコ=

サイレンを鳴らし、ASPCAの診療所へ急ぐロマーノ捜査官とサラックス捜査官。
動物保護管理センターから衰弱したネコを運んで来たのです。
飼い主が安楽死を望んで連れてきたとのことです。
シャイン獣医師に衰弱したネコを診察してもらいます。

体重を量ると1.5キロ、標準体重よりかなり軽いです。

<シャイン獣医師>
「このネコの標準体重は約3.5キロだから約半分しかないわ。
標準体重まで回復するには、最低10〜14日は必要ね。
こんな状態まで放置するなんてひどいわ。
ネコを手放したくてセンターに安楽死を頼んだ可能性もあるわね。」
今できる最前の治療は強めの抗生物質の点滴です。
シャイン獣医師はこの仕事を始めて5年間、これほど衰弱したネコを見るのは初めてだということです。

突然、ネコに異変が!!
獣医師はネコの呼吸が弱っていることに気付きました。
救命措置として酸素吸入、薬を投与しました。
非常に危険な状態ですが、医療チームは最善を尽くします。
<サラックス捜査官>
「ここまで衰弱させた飼い主の気持ちが理解できません。
飼い主の女性にこれほど衰弱させた理由を是非聞きたいですね。」
今夜、獣医師達は徹夜でネコの看病を続けます。
2人の捜査官は飼い主に事情を聞くことにしました。
衰弱したネコを救う努力は続きます。

 

=吹雪の予報の出る中放置されていたショーティ=

 

アダムス捜査官はT捜査官とブルックリンへ来ています。
T捜査官はおとり捜査も行うため名前と顔を伏せています。
足や腹部に血が付着したやせ細ったピットブルがいると通報を受け
ブッシュウィックへ向かっています。
T捜査官が該当するイヌを見つけました。
とてもやせ細っており、餌も水も見あたりません。
犬小屋は壊れているし、脱水症状を起こしています。
飼い主が留守のため写真を撮って帰ります。
イヌはびっこをひいていて足を負傷しているようです。
今夜は吹雪の予報が出ていて小屋に入れず、とても心配ですが
警告書を残し、飼い主からの連絡を待つことにしました。
夕方までに連絡がなければ、遅番の捜査官に連絡してイヌを保護する予定です。

一方サラックス捜査官とロマーノ捜査官は、シャイン獣医師のもとへ向かいました。
昨夜保護したネコが死んだのです。
飼い主によるとネコを取り巻く環境は予想以上に複雑でした。
飼い主は家庭内暴力で家を出て知人がネコの世話をしていたそうです。
餌を食べないと聞いて家へ戻ってみると、ネコは衰弱して手遅れだったそうです。
検査の結果、複数の病気と白血病が発見されました。
<シャイン獣医師>
「病状が進行して助かる見込みはなかったわ。
とても苦しんでいたから安楽死を決断したの。」
悲しい結果になりました。
捜査官の情熱だけでは動物を救えないこともあります。
<サラックス捜査官>
「ネコは死にましたが虐待ではありませんでした。
少なくともあの子は苦しみから解放されたんです。
安楽死は残念でしたが唯一の選択肢でした。
ネコを尊重した決断ですし、最前は尽くしたので結果を受け入れるしかありません。」

NYに雪が降り始めました。
犬の飼い主から連絡がないため、アダムス捜査官は様子を見に来ました。
今回はギャンクウィッツ捜査官とライアン捜査官も同行しています。
飼い主から連絡はありませんでしたが、ドアに張った警告書がなくなっています。
玄関で待っていると、警告書を無視した飼い主が姿を現しました。
捜査官はイヌのショーティを室内へ入れて、十分な食事を与えるよう指導しました。
飼い主は非を認めません。
ショーティはやせすぎて足に怪我をしているため、診療所へ連れて行くことに決めました。

診療所で待っていたのはナリヴァンダ獣医師です。
<ナリヴァンダ獣医師>
「皮膚病の症状があちこちに見られるし、耳の中が不潔な状態です。
腸は正常ですがやせています。
肋骨などの骨がはっきりと浮き出ている。」
健康に問題があったので診療所へ連れ帰って正解でした。
世話を怠り、雪の中へ放置するのを見過ごせません。
体重を回復させて皮膚病の治療が終われば新しい家族を捜します。

ライアン捜査官達は、約3週間シェルターの捜査を進めてきました。
7匹の飢えた犬と1匹の死骸を押収しています。
検査で飼育放棄が立証されたので、シェルターの経営者に会いに行きます。
ペンタンジェロ捜査官が万一に備えて待機しています。
経営者を動物虐待容疑で逮捕、有罪が確定すれば懲役1年の刑に処せられます。
動物保護という当初の志は立派でしたが、世話を怠ったためイヌに不要な苦しみを与えました。
経営者の男性は、裁判官に世話を放棄した理由を説明しなければなりません。
最初は動物を救おうとみなで頑張っていたそうです。
でも組織内に内紛が起こり、運営が滞ったのも原因の一つでしょう。
多くの関係者に話を聞いて、細かい事情がわかってきました。
経営者はイヌを手放すことに同意しました。

その後、イヌはASPCAの手厚い看護で元気になりました。
今日は2匹を里子に出せるかどうか審査します。
最初はスクラッピーの行動テストです。
人懐こくて活発な性格です。
ひとときもじっとしていません。
飼い主には寛大な心が必要になるでしょう。
性格や社交性に問題はありませんがこのまま里子には出せないようです。
里親探しを始める前に基本的な服従訓練を行います。

次にテストしたバークリーにも問題が見つかりました。
餌を食べている時にボウルに触るとかみつきました。
人間がエサに手を触れても大丈夫だと教える必要があります。
食物への執着心をなくさせる訓練があります。
人間が近づくことに慣れさせてエサをくれる存在なんだと理解させます。
最初は空のボウルをバークリーの前へ置き、近づいて中に好物を入れます。
これを何度も繰り返せば、人間はエサをくれると覚えます。
次はエサが入ったボウルを先に置いてから近づくんです。
エサを期待して顔を上げたらボウルにエサを入れます。
最後は食べている途中に近づいて、それは何?というキーワードを教えます。
この言葉を聞くといいことが起こると教えるのです。
段階を踏んで訓練していけばイヌの態度が徐々に変わるので、理解したことが確認できます。
エサに近づく人間に攻撃的だったイヌでも、訓練後はリラックスして食事をするようになります。
この訓練をバークリーに行えば、時間はかかっても必ず矯正できるようになるでしょう。

非営利団体であるASPCAは、寄付金のおかげで専門的なイヌの訓練が行えます。

2匹の仲間はすでに里親と暮らしています。

オディーは行動テストに合格し、ファーリック夫妻にもらわれました。
ファーリック夫妻は以前犬を飼っていましたが出張が多くアパートを引き払ったため両親に預けました。
状況が変わり、預けたイヌを引き取ろうとしたが、両親が気に入って手放せなくなってしまったので
シェルターからオディーを引き取りました。
つらい日々を送ってきたオディーは新たな幸せを手に入れました。

2ヶ月前、ルーカス捜査官はイヌの親子を保護、その時8匹の子イヌはすでに死んでいました。
ピストンは大きく成長し、サリーも元気です。
2匹はASPCAへ引き渡され、里子斡旋部のターナーが新しい家族を捜しています。
さまざまな状況を考慮した結果、今回は虐待ではなく知識不足と判断しました。
そのため飼い主が2匹を手放させば逮捕しない方針です。
<ルーカス捜査官>
「動物を劣悪な環境から救出して飼い主に適切な飼育法を教えることが我々の目的です。
もし指導に従わなければ動物を保護して里子に出します。」
里子斡旋部では元気になった2匹のために、新しい家族を捜しています。

3日前、飢えた犬がいると通報を受け2人の捜査官が捜査を進めていました。
飼い主は体質の問題だと主張、捜査官はイヌの診断結果を聞きました。
ブロンクスで保護したイヌ、ブレードランナーの検査結果は異常はなく、生まれつきの体質のようです。
イヌは食事に興味を示していなかったので、動物病院で健康診断を受けさせるよう警告しました。
今回は結果的に、取り越し苦労でしたが確認は大切です。
今回の通報は事実と異なりましたが、ASPCAの捜査官はいかなる可能性も見逃しません。

アダムス捜査官がショーティを診療所へ運んだ時はやせ細ってひどい状態でした。
しかし1ヶ月の手厚い看護で元気に回復しました。
虐待を立証する証拠は揃いました。
今日はレハブ捜査官と出動です。
証拠が揃ったので飼い主を逮捕し、彼の言い分を聞きます。
<レハブ捜査官>
「イヌの健康状態と獣医師の診断結果により、動物虐待の容疑で逮捕します。」
彼は所轄警察にて動物虐待罪で起訴されます。
イヌがASPCAに引き渡されたら新しい家族を捜します。
1歳以下だし人懐こいのですぐ見つかるでしょう。

飼い主はショーティの引渡しを拒みました。
そのため裁判所の審判に委ねられます。
結果が出るまでには時間がかかるため、ショーティはNY北部にあるASPCAの犬舎で暮らします。
ここなら里子斡旋部のターナーと自然の中で遊べます。
<ターナー>
「飼い主が手放すことを同意しない場合は、里親探しを始めるまでに時間がかかります。その間、イヌ達を診療所や狭い施設の中ですごさせるのはかわいそうです。でも、郊外にある犬舎なら自然が一杯です。他のイヌや人間とふれあう機会もあって、マナーや社会性を学ぶことも出来るんです。ショーティはしばらくここで暮らすことになります。愛らしいイヌなので優しい里親に引き取られて幸せな人生をおくることでしょう。」

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