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2006年2月28日 
馬渡国会議員 
国会衆院「予算委員会」で
動物愛護問題を質問!!

2006年2月28日、国会衆議院 予算委員会第六分科会にて、馬渡議員さんが動物愛護問題について質問してくださいました!!

国会インターネット中継のビデオライブラリで見ることができます。

馬渡龍治(自由民主党)をクリック 

馬渡議員さんのこの件についてのブログは↓です。
2006.02.27 Monday
予算委員会で質問します

2006.02.28 Tuesday



-衆-予算委員会第六分科会-1号 平成18年 02月28日

質疑の内容

○馬渡分科員

自由民主党の馬渡龍治でございます。
小池大臣に質問させていただくのは、委員会で既に行わせていただき ましたが、私は、常日ごろから、小池大臣が環境大臣になられてから、 何というか、待ちの行政じゃなくて、能動的に、攻めの環境行政をやっ ていただいているなと、そのように心から敬服を申し上げる次第でござ います。特に、昨年のブラックバスの指定や、そしてクールビズやウ オームビズ、そして地球温暖化防止のために御努力をいただきまして、 ありがとうございます。
 私は、もう一つ、文部科学委員会に所属をしておりまして、どうして も環境教育というものに力を入れていきたい、それをライフワークとし ていきたい、そう思っておりますので、それを支えていく一つとして、 やはり動物愛護管理のことが子供たちにとって大切なことではないか、 そう思いまして、先にこちらの方を質問させていただきたく存じますの で、よろしくお願いいたします。
 昨年六月に、この動物の愛護及び管理に関する法律が改正をされまし た。このときの趣旨が「近年、ペットは、心豊かな生活に欠かせないも のになってきました。しかし、残念なことに、一部では、虐待事件や悪 質な販売事例が見受けられます。また、マナーの悪い飼い主による鳴き 声・臭いなどの迷惑問題も発生しています。このような現状を踏まえ て、動物愛護及び迷惑防止等の、より一層の推進を図るために、」「動物愛護管理法が改正されました。」と、こういうパンフレットがありま す。
 そこで、ことし六月から施行されますこの動物の愛護及び管理に関する法律について質問をさせていただきます。
 今後、この法律が施行されて、動物愛護管理施策がどのように変わっていくのでしょうか。来年度から始まるわけですから、また新しいことを始めるわけですから、これを適正な運用をしていくだけのしっかりとした予算がついたんでしょうか。そして、この法律の中で、小池大臣は、動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するために基本的な指針を定めるとありますが、どのようなことをお考えになっていらっしゃるのか、そこのところを教えていただけないでしょうか。大臣に、よろしくお願いします。

○小池国務大臣

御指摘のように、昨年の動物愛護管理法の改正により盛り込まれました基本指針でございますけれども、これは動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進しようということで、環境大臣が定めることとされております。
 この基本指針でございますが、現在、中央環境審議会の動物愛護部会の御意見をお聞きしながら、ことしの秋をめどに策定しようということで、検討作業を進めておるところでございます。人と動物との共生を目指す我が国の動物愛護管理行政の基本的な方向性を示すものにしたい、このように考えているところでございます。
 また、着実な運用を図るために、その予算はどうなのかという御質問でございますが、今申し上げましたような基本指針、そして各種の基準の策定をいたしまして、また動物愛護管理に関しての総合的な普及啓発も必要でございます。そういったことを含めまして、必要な予算といたしまして、今御審議いただいております平成十八年度予算案で一億一千二百万円を計上しているところでございます。
 御指摘のように、この動物愛護管理法が適正に、また効率よくこれによって運用されるという、このために努力してまいりたいと考えております。

○馬渡分科員

大臣が基本的な指針を定められた後、各都道府県は、これに準じてこの施策を推進するための計画を定めるということになっております。ですから、大臣が定めたその指針が大もととなって、それぞれの都道府県がその地域に合ったものをおつくりになられるんでしょうが、少なくともこの法律の理念がきちんと形になるように、具現化されるように、それぞれの自治体が環境大臣の基本的な指針を本当に理解して、すばらしい計画をつくっていただきたいと思っています。
 そもそも、今日まで変わってきたこの法律の中で、そのきっかけとなったのが、あの神戸での殺傷事件があって、その前に、動物たちが虐待を受けて、首が取られてなんという前兆があったと。どこかの学説で、弱いものをいじめていって、だんだんエスカレートしていって、子供や大人を殺傷する事件が起こる確率が結構高いという話も聞いたことがありますから、結局、大臣がお定めになったこの基本的な指針が、単に動物だけではなくて、子供たちを守ることにもつながることになろうかと思いますから、そこのところは、そういったことも酌んでいただきまして、ぜひいいものをおつくりいただきますようお願いいたします。
 ところが、残念なことに、自治体によって、この動物愛護の理念をしっかりと理解しているのかどうか、本当に疑いたくなるようなところがあるんです。国及び地方公共団体は、動物が命あるものという生命尊重の精神で、動物の愛護と適正な飼養に関して、国民に普及啓発を図るように努めなければならないとあるはずです。しかし、動物が命あるものであることをわかっていないとしか思えない表現が結構あるんです。
 例えば、不要犬の処分とか不要となった犬の定点回収、ここに不要となった犬を持ってくれば行政が引き取りますよという、そういった宣伝が各自治体のホームページの中にあるんです。まるであたかも犬や猫をごみのように取り扱って、そういう適切ではない言葉で表現をしているところがあります
 ですから、今回改正されて六月から施行される新しい法律、これをぜひ環境省が各自治体にきちんと理解をしてもらうように御指導いただいて、しかも、それぞれの地域の住民に今回の法の趣旨をしっかりと理解していただく、そういった普及啓発を進めていただくようにしていただけないでしょうか。今後この普及啓発をどのように効果的に進めていくべきか、ぜひ教えていただきたいと思います。

○竹下大臣政務官

これが環境省がつくりましたパンフレット、これは二十三万部作成をいたしました。「愛情はたっぷりと 責任はしっかりと」、まさに馬渡さんがお話しになりました命あるものという思いをたっぷり込めたというふうに思っております。
 人と動物が共生する社会を築いていくためには、幅広く動物愛護という考え方が浸透していく必要がある。そして、そのことが重要であると同時に、まさに今回の法律に基づきまして、国あるいは自治体が積極的に普及啓発を行っていくことが必要であるというふうに認識をいたしております。
 こうした認識のもとに、こうしたパンフレット、これは二十三万部でございますが、こういうものもつくりましたし、五回以上、各種の説明会、自治体の担当者を集めた説明会ですとか、関係業界あるいは愛護団体を集めた説明会ですとか、積極的に開いて、そしてパンフレットの作成、配布を行うという形で普及啓発を図っていこうとしているところでございます。
 今後とも、関係自治体と連携しながら、動物愛護週間行事等の機会も活用をいたしまして、動物が命あるものであるということの普及啓発に努めていきたい、このように考えております。

○馬渡分科員

ぜひお願いいたします。
 昨年の九月のデータでちょっと古いんですけれども、例えば、今、自治体が住民に対して発信をするのに、インターネットを通じてホームページからやるんですけれども、北海道の場合ですと、昨年九月です、九十四市町村がまだ動物のことを一切記載していないんですね。青森県だと二十六市町村、福島県だと三十五市町村、長野県に至っては五十市町村が、ホームページにおいて動物の記載がないということでありますから、ここのところをぜひ、今おっしゃっていただいたことをもっと進めていただくように御努力をお願いいたします。
 さて、次に、犬及び猫の引き取りというのがあるんです。私もこれは実際にいろいろ調べたらびっくりしたんですけれども、かなり多くの犬や猫がこの制度によって安易に殺処分をされている事実があります。
 例えば、これは法の改正のときの決議で、「犬及びねこの引取りについては、飼い主の終生飼養の責務に反し、やむを得ない事態としての所有権の放棄に伴う緊急避難措置として位置付けられるものであり、今後の飼い主責任の徹底につれて減少していくべきものであるとの観点に立って、引取りのあり方等につき、更なる検討を行うこと。」こういったことがあったはずなんです。ところが、犬や猫を自分の意思で飼う、そしてふやしていく。それなのに、この個人の責任の放棄を、行政が人もお金も出して、飼い主にかわって殺処分しているという事実があります。
 そして、実は、これは無料のところが結構ありまして、ここ最近は手数料を取るところがふえてきたんですけれども、無料のところがあるんです。だから、飼っていて、自分でもう飼いたくない、それを、先ほど申し上げたように、不要犬として、定点に、ごみみたいに出して、それを引き取りに来てくれる、こんな現状が今あるんです。
 例えば、自分の家で飼っていた犬が迷子になってしまった。どこか保健所とか、例えば、今何というんでしょう、動物愛護相談センターとかいうんですか、そこに拘留というか預けられるというか。そこに引き取りに、飼い主が見つかってとりに行ったときには、このときには手数料があるんです。ですから、飼い主が自分の犬を、猫を大切にして引き取りに行くときにはお金を払う。ところが、もう要らないといって殺処分をするときに全くお金を取らないという、私から見たらちょっとおかしいんじゃないかなという現象が今この時点であるということを、御承知かと思いますが。
 ですから、飼育を放棄する人の方が何かちょっと優遇されてしまって、この六月から始まる、せっかくいい法律ができたのに、この精神に反しているんじゃないかなという思いがあるんですが、この引き取りの制度について、今後どのようになっていくのか、御所見をお聞かせいただきたいと思います。

○南川政府参考人

委員御指摘のとおり、動物愛護管理法に基づきまして、現在、犬と猫につきましては、飼い主が飼養ができないという場合には引き取りをするということになっております。当然ながら、緊急避難的な措置でございますけれども、それがなかなか後を絶たないということで、私ども大変困っているところでございます。
 私ども、これを何とか打破したいというふうに考えまして、ことしの一月に犬、猫の引き取りなどについての措置を一つ決めております。
 この中で、まず第一点としまして、飼養の放棄を行う者に対してきちんとした助言をしたいということでございます。例えば、飼養を維持するように、また継続するようにと、あるいは去勢、不妊手術を行って不必要な出産をなくすようにということもございますし、特に、商売にしている方については、もう商売上要らなくなったから出すという方もおられます。そういったことのないような指導を的確に行うということが一点でございます。
 また二点目は、引き取られました犬、猫について、新たな飼い主の譲渡先を探す措置を推進したいと思っております。
 この後者につきましては、地域だけでは限界がございます。より広い情報があった方がいいわけでございますので、全国の情報に環境省のホームページからアクセスできるようにしたいと思っておりまして、現在の予定では、四月の上旬にも、環境省のホームページから、全国の犬、猫の保健所における引き取り待ち状況というんですか、それがわかるように準備をしているところでございます。

○馬渡分科員

ぜひ、里親を多く探していただいて、殺処分がされないように努力をいただきたいと思います。
 次に、今度の法改正では、六月からは、虐待をした場合には、以前は三十万円でしたが、今度は五十万円以下の罰金ということで、強化をされたと聞いております。ところが、この虐待というのは、一体どんなことをしたら虐待になるんでしょうか。
 私が思うに、定義があいまいですから、実際に虐待といって、その場に遭遇した人が警察に通報したけれども、警察の方が、現行犯でなければ取り締まることはできないといって相手にされなかったと。例えば、もう環境省の皆さんは御存じだと思うんですけれども、昨年八月に練馬区のペットショップでとんでもないことが、その現状がありまして、例えば店先に鳥の死骸が放置されていたり、例えば水槽の中にインコが何羽も密集して飼われていたり、それから、子犬がきちんとした飼養を受けていなかったために、毛が抜けていて、衰弱していて死にそうな、そういった、これ、ペットショップなんですよ。そこに行ったお客さんが、その現状が余りにもひどいので、弱った犬、猫、それからほかの動物を、カメも買い受けて、それぞれのところで、何というか、救出したという事例があるんです。これも実は、警察とそれから動物愛護相談センターに通報したんですが、これを虐待として取り扱うことができないということで、結局そのままになったらしいんです。
 法改正、変わって厳罰に処することになりましたが、これは、昨年の時点でも、虐待をすれば三十万円という罰金の制度があったはずですよね。だから、今後特に、六月から施行されるに当たって、ここのところをやはりしっかりと、法律ができたんですから、それを適正に運用していくという体制を強化するためにも、頑張っていただきたいと思います。
 先ほど申し上げたように、虐待の定義というのはあるんですか。そして、虐待を減少させるためにもっと厳しく取り締まった方がいいと思うんですが、そこのところは環境省としていかがなお考えをお持ちか、お聞かせください。
○南川政府参考人 お答えいたします。
 動物愛護管理法でございますが、この中で、愛護動物をみだりに殺すあるいは傷つけるということはしてはいけない、また、愛護動物に対してみだりに給餌、給水をやめることにより衰弱させる等の虐待行為はしてはいけないということでございますが、後の等をどこまで読むかということはなかなか議論のあるところでございます。
 一般論としましては、不必要に強度の苦痛を与えるということが残虐な取り扱いということだと思いますけれども、あとは、個別の行為をよく見て、その事柄に即して考えていかざるを得ないということでございます。
 御指摘のとおり、今回五十万円の罰金に引き上げられましたけれども、やはり、実効が伴わないことには、罰金だけ上げても意味がないというふうに思っております。私どもとしては、動物愛護週間等の行事、あるいは動物愛護団体、獣医師会等の関係者への働きかけとかを含めて、動物虐待の防止に向けた啓発活動を行ってまいりますし、また今後、さまざまな情報から、動物虐待について情報を整理した上で対応を検討していきたいと考えております。
○馬渡分科員  ぜひそのことを検討していただいて、一つの抑止力になるようにお願いいたします。
 さて、もう時間がないので、あと一、二問で終わらせていただきますが、国の偉大さ、道徳的発展は、その国の動物の扱い方でわかる、これはマハトマ・ガンジーが発した有名な言葉であります。昨年、イタリアのローマでは、飼い犬を定期的に散歩させないと罰金という動物保護条例が施行されました。すごいことだと思います。そのほかに、ペットを夏、車の中に置き去りにしてはいけないとか、例えば生後二カ月未満の子犬や子猫を母親から引き離してはいけない、こういったことの規定があって、違反をすると七千円から七万円の罰金があるそうなんです。これだけでもすばらしいのに、もっとすごいのは、この法律の実効性を高
めるために、動物保護局の職員を増員してこれを配置して、常に監視状態をしっかりやっているそうなんですね。私は、ここのところを見習うべきじゃないかと思うんですが、まず一つ、これに対しての所見をお聞かせください

 それから、神奈川県の平塚市では、十九年度からスタートする総合計画の策定に当たって、各部会で提言書をまとめるんですが、その中で、アニマルポリスの設立というのが出てきたんです。「相談窓口・アニマルポリスと市民の連携活動で虐待・遺棄などの犯罪を未然に防ぎ適正な飼養を指導する。」とあるんです。ひょっとしたら、日本初のアニマルポリスはこの平塚市で誕生するかもしれないんですが、今、動物愛護推進員という位置づけがあると思うんですけれども、これをうまく、もっと権限を強化して、別に警棒を持って制服を着たお巡りさん的なあれじゃなくて、虐待を監視して、何かあったら指導するような、そういう
体制を検討できないかどうか
、このこともあわせて所見をお聞かせください。
○南川政府参考人  まず、前者の外国の例も含めて、日本も勉強すべきではないかということでございます。
 今、イタリアの例をお話しいただきましたが、ドイツなどにおいても、飼い犬中心に非常に厳しい規制がございます。虐待どころか広さの問題も含めて、動物が苦痛を味わわないようにということで、立派な規則がたくさんつくられております。日本で、今そこまですぐつくるということはなかなか難しゅうございますけれども、私ども、そういった例を全部整理しまして、それを広く流すことによって、少しでも動物を愛護する動きが広まるようにしていきたいと思います。
 それから、アニマルポリスの問題でございます。
 これはもともとはイギリスのロイヤルソサエティーというところから出てきた制度でございますけれども、我が国におきましても、それとはやや色彩は異なりますけれども、法律に基づきまして動物愛護推進員というものを設けております。そして、彼らが活動しやすいようなガイドライン、マニュアル等を用意しておるところでございます。全国で十五年度末で千三百六十八名の方を、知事さんを通じてその推進員に任命をしておるところでございます。彼らの、随分すぐれた活動をしていただいていますので、そのすぐれた例を、モデル例等まとめまして、それを全国に広めていきたいと思います。
○馬渡分科員 ぜひお願いいたします。
 大臣、おととい、地球の人口が六十五億人になったそうなんです。これは質問じゃないですから、もう時間もないから。要するに、人類が地球の支配者というおごりを持ってこのまま続けていけば絶滅をするということはだれでもわかっている。でも、経済的な欲が先に立ってしまって、本当はみんなで絶滅をしてしまうかもしれないのに、そこのところが見えないのが現状ではなかろうかと思います。もし真剣に命を大切にしてこの状況を把握しておれば、ひょっとしたら石綿の事故だって起こらなかったかもしれないし、過去五十年前のあの公害だって起こらなかったかもしれない。
 ですから、今後、環境省として、大臣としては、私たち日本だけではなくて地球を、人類を救う大きなお役を持っていらっしゃるということをぜひさらに御認識いただいて、とにかく頼もしい大臣ですから、私も一生懸命応援をさせていただきますので、御活躍をいただきますようお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
「国会会議録検索システム」
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_logout.cgi?SESSION=28736
※簡易検索の発言者指定のところに「馬渡」と入れ、検索すると、今なら、3件出てきます。

馬渡国会議員さんは、本当に素晴らしい質問をどうもありがとうございました!!

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予算委員会で質問します

2006.02.28 Tuesday

2006年3月19日アップ!

管理人kanako

 

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