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考察1_アニマルポリスを誕生させるには?
海外は、民間組織なのだから、日本も民間組織で立ち上げてはどうか?という意見を言う方がいます。しかし、海外で民間組織として成り立っているのには、日本との大きな違いがその理由にあります。
経費の捻出がネック

十分な活動を保証するためには、左の図のように、大変な経費を必要とします。きちんと保証された職業として成立しない限り、安定した仕事は望めません。ボランティアで「アニマルポリス」のようなことをされている方は、現在もたくさんいます。しかし、「職業」となれば別です。

海外で、アニマルポリスが民間組織として成り立っているのには、大きな理由があります。
例えば、イギリスの場合、年間140億円もの寄付があります。だからこそ、1700人もの職員が働くことができるのです。
その金額の60パーセントは個人の遺産相続からまかなわれています。日本において、動物愛護のために、年間140億円もの寄付が集まるでしょうか。

アメリカASPCAも年間予算22億。すべて寄付だけで、これほどのお金が集まります。

出動範囲を考えると・・・。
民間組織として、どこかに1つのアニマルポリスが出来たとしても、広い日本全国の動物虐待問題に対処はできません。
やはり、少なくとも各都道府県に1つずつ、拠点となる場所が欲しいと思いますし、シェルターなくしては保護活動は成り立ちません。
法的強制力・権限は?
また、法的強制力・権限、つまり逮捕権などは、やはり民間人ではなく、国の機関が持つほうが良いのではないかと思います。
その上で、各地の民間団体との連携を図るほうが、望ましいのではないでしょうか。
公的機関での現在の問題点は?

現在、どこの都道府県も「動物愛護センター」という施設を持つようになってきました。そこの職員は公務員です。また、「動物愛護担当職員」を配置している自治体もありますが、「動物愛護担当職員」は、配置替えにより、担当者がすぐに変わってしまうという欠点や、必ずしも動物愛護職務に意欲のある人が配置されるとは限りません。

そこで、センター職員募集は独自に行い、「アニマルポリス」という呼称の職員を配置してほしいと考えます。

消防署は、消防職員募集。警察は警察職員募集、ですから、そのような・・・。

※例えば、今、「おまわりさんは必要」「消防士は必要」と思う人は、たぶん国民のほとんどでしょう。公的職業として、「動物愛護法」の執行機関である「アニマルポリスが必要」という価値観になるためには?賛同者が何人になれば、「国民の意見」として認められるのでしょうか?

賛同者の仲間で今頑張るべきこと

必要性を多くの人に認識してもらえるためには、情報の収集と発信が不可欠です。

・虐待事件情報の収集
・現在の在り方(動物愛護行政・ボランティア)の限界の見定め
・動物の悲劇の情報の収集
・保健所・愛護センターでの殺処分数・活動情報の収集
・動物虐待は警鐘である(ファーストストライクキャンペーン)
・海外の事例収集
・海外の情報収集

 

・集めた情報を広く国民に知ってもらい、必要性を理解する人を増やす。
・命という視野から(この社会が抱える問題)
・動物と暮らす、という意味の問い直し
・動物と共生する社会、という視点
・痛みへの共感・思いやり・想像力
・動物の問題は、人間みんなに関わる問題である、という視点
・動物により「迷惑」を被っている人々にとっても、「アニマルポリス」の存在が必要である、という視点
・ホームページの活用で宣伝する。
・国内マスコミを利用したアピール(新聞社・出版社・TV)

 

・アニマルポリス誕生を受け入れることができる土壌作り

 

 

活動費の捻出案

・動物を扱う学校との連携(愛玩動物飼養管理士・動物看護士・トリマー)
・獣医師との連携
・法律家との連携
・行政との連携
・海外のアニマルポリス機関との連携

現存の施設の有効利用も考える。
時期を見て、署名活動、政府への働きかけ。

これは、あくまで「アニマルポリス」を日本に誕生させるためには、

どうしたら良いか、というkanakoなりの考察です。

皆さんからも実現に向けての考察をお願いします。

2004.6.30UP!

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