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◆035 風灘大和さんの体験談
風灘大和さんからいただいたメール(2006.2.28)
僕が小学6年くらいの、梅雨に入ったばかりの頃
僕の住む所は近くに大規模の工場と、治水が余りしっかりしていない川がありま
した。
そして僕の町内は防犯のために、と犬を飼う家が多く、その子達の餌を狙った(
悪い意味では無いです)野良犬が川辺の林などに良くいました。
ある日、川にある工場排水口に犬が一匹迷い込んでいるのを発見しました。
どこからか下水に落ちてしまったらしく川を挟んでいた場所でも体がかなり汚れ
ていたのが見えました。
しかしその排水口は金属の網が掛けられ、まるでその犬を閉じ込める鉄格子のよ
うでした。
それゆえに脱出できず、長い間そこに立ちすくんでいたのです。
慌てて近所の人達に「どうにかしてくれ」と頼んだのですが誰も親身になって動
いてくれず
警察に連絡しようにも取り合ってくれるかどうか、と心配でただただ見守る事し
かできませんでした。
しかし日が暮れ、僕は家に連れ戻されてしまいました。
その夜、物凄い雨が降り川もかなり増水しました。
翌朝、慌てて排水口を見に行ったのですが、そこに犬の姿は無く
ずっと川を下って探し回りました。
…数分後に、その子の死骸を下流で見つけた時は大声で泣きました。
川原に死骸を上げ、一緒に探してくれた弟と穴を掘って簡単なお墓を作りました

今、その子のお墓は治水のために出来た堤防のコンクリートの下になってしまっ
ていますが、雨が降る度悲しい気分で一杯になります。
まだ小学生だったと言う事や、「どうせ野良だから」と大人が誰一人真剣に取り
合ってくれなかった事が未だ悔しくて仕方ありません。
飼い犬だろうが野良だろうが一つの命として尊重してくれる人がいれば…
悲しみに打ちひしがれている矢先、テレビでアメリカのアニマルポリスの話を見
たのでした。
極端ですが「日本はジコチューな国だ」と幼心に思ったものです。

2006年3月25日 UP!!

 

皆さんが出会った「アニマルポリスが欲しい!」と感じた時のことや、「命あるもの」として動物について考えさせられたことなど、ぜひお寄せください。

 

 

私の体験談

 

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