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◆037 ぽん夫人さんの体験談
ぽん夫人さんからいただいたメール(2006.3.28)
その日私は主人の長期出張に伴いホテルにとまっていました。
窓から眺める景色はのどかな田んぼが広がりちょっとした旅行気分を味わうこと
が出来ました。
天気もいいことだし散歩をしようと出かけました。ちょうど窓から見えた景色で
田んぼの真ん中に目印になりそうな建物があったので、そこを目指してあるくこ
とにしました。
そしてその建物に着いたとき愕然としました。
小さな檻に目いっぱい入れられたひよこ。闘鶏用の鶏。そして子犬、子猫の看板

 
こんな辺鄙なところにもペットショップです。決して衛生的とはいえません。駐
車場にはきっとそれまで使われていたであろう檻が無造作に重ねられています。
のどかな風景が一変。そこにもまた地獄がありました。
その店から離れた数軒先の民家からけたたましい犬の鳴き声がします。
心配になり近づくと1メートル四方に区切られた狭い庭先に見えるだけでも3匹ぎ
ゅうぎゅうに犬が閉じ込められています。
犬のほうもそこから出たがっていて私に必死に訴えかけます。
思い切ってその家のドアホンを鳴らしました。
何度鳴らしても反応がありません。
もう一回庭のほうにいくと
うるさい!!!と怒鳴る飼い主らしき人の声。
怒鳴り終わり窓を閉めようとしたその人に我慢できづに声を掛けました。
(お宅のワンちゃんですか。
ひどく鳴いているようですし、見たところお水もご飯も無いようですね。
大丈夫なんですか。)
犬の声で何を言っているのか分からなかったその飼い主は60過ぎの男性でした。
こちらも声を張り上げお宅の犬の様子がおかしい。泣き声も異常だし。おなかが
すいているのではないか。
何よりこの狭いところに閉じ込めていてはいけないでしょう。と何度か言い続け
たところやっと聞こえた様子でこう返してきました。
お前には関係ないと。お前がそこにいるから犬がほえているんだと。
しかし私が近づく前からその鳴き声は近所中に響いてましたし、そこら中に蔓延
する異様な匂いは飼い主の怠慢をあらわしていました。しかし残念な事に家の中
からも同じような異常な鳴き声が聞こえてきます。それも一匹の声ではなく数匹
はいるようでした。
愛情があるならうるさいではなくどうしたのかと犬に問いかけるでしょうし、関
係ないとはいえ自分の犬を気に掛けてくれている人間に関して罵声はあびせるこ
とはしないでしょう。
結局口論になるだけなのですぐに地域の生活衛生課に電話をし匂いがひどいのと
、鳴き声がひどいのと飼育状況に疑問があることを述べ、先のペットショップの
ことも報告し指導をしてもらえるよう伝えました。
今の日本では旅行先の小さな田舎町だろうが、風光明媚な観光地だろうが動物た
ちの小さな地獄があります。
私の住んでいる福岡市では歓楽街である中州にまでペットショップがあり夜中ま
で営業しています。
大きな繁華街にもカラオケボックスのと同じビルに、ファッションビルの間にもペットショップがあります。
ケージの大きさ、水やりご反やり、販売後のフォロー、飼い方の指導、展示の仕
方といった基本的な心遣いが出来ているとはけっしていえない店も目に付きます

いつから街はこんな風景になったのでしょう。
私が窓から見たのどかな風景も実際は長閑どころかその反対でした。
その出張の帰り高速に乗ろうとしたとき衛生課の方から連絡が入りました。
やはりあの家はブリーダーのようなことをでやっているようだとの事でした。
その方も鳴き声と匂いでその家がすぐ分かったそうです。
自分としては飼い方の指導をするしかなく、散歩にはいっているというが事実も
調べようもなく、お金のことしか頭にないのかもしれない。とおっしゃていまし
た。
今の法律では確かにそのような状況で市の方が酷いと思っても話しをし指導する
しかなく、強制的に犬を保護することもそんな飼い主を逮捕することも出来ませ
ん。
電話中、互いの無念が伝わりました。
これからもその家には気をつけて上げてくださいといって電話を切りましたが、
こんな経験をしたことは1度や2度ではないという方も多くいると思います。
ボランティアに頼る、シェルターを探すいろんな方法がそれこそ頭をよぎります
が、彼らも手一杯の状態であるし、飼い主が犬を手放すかどうか分からない状況
で問題を丸投げするわけにはいきませんし、じゃあ自分は何とかしようとすると
、法律の後ろ盾もなく個々の住宅事情や経済状況様々な局面で気持ちだけで動け
ないこともあります。
こんなときアニマルポリスが何故ないのだろうと心から叫びたい気持ちになりま
す。
アニマルポリスは絶対に必要です。
動物たちの為にもそして私たちの幸せのためにも。

2006年12月22日 UP!!

 

皆さんが出会った「アニマルポリスが欲しい!」と感じた時のことや、「命あるもの」として動物について考えさせられたことなど、ぜひお寄せください。

 

 

私の体験談

 

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