【フレンチブルドッグの豆知識】値段や性格など徹底解説!飼い方などもご紹介

フレンチブルドッグ犬種
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フレンチブルドッグは日本では大正時代から飼い始められ、昭和のはじめまで人気を誇っていました。
今現在再びフレンチブルドッグ人気が再燃しているため、購入したいと考えている方も多いです。

鼻がとても短くてしっかりとした体格の良さが特徴です。
毛色の種類がとても多いので、フレンチブルドッグを購入する際には楽しみながら選ぶことができるでしょう。

独特な顔をしているため非常に熱心なファンが多いことでも知られています。
ここではフレンチブルドッグの飼い方や性格、寿命、体重などを紹介していきます。

このページは

・フレンチブルドッグを飼おうとしている方
・犬の購入を考えている方
・フレンチブルドッグを飼っていて飼い方で悩んでいる方

におすすめです。

犬が大好き!大阪在住の管理人のみちくんです。
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何とも憎めないフレンチブルドッグ独特の顔が人気の秘訣で、他の犬種と比べて価格は高めです。

フレンチブルドッグの値段と特徴とは

フレンチブルドッグの性格

フレンチブルドッグの値段

フレンチブルドッグは2000年以降再度人気が出てきたため相場が少し上がったようです。
「35~45万円」というのが一般的な平均価格となります。

性別や毛色、どこで購入するのかなどによってもかなり値段が変わるので、急がずにゆっくりと選ぶべきでしょう。

オスとメスを比較すると若干メスの方が高く、約4万円程度の差があります。

毛色は「ブリンドル」が少し安く、「パイド」「クリーム」は「ブリンドル」よりも10万円程度高いこともあります。

里親募集サイトから譲り受ける

安く買うならばペットショップよりも直接ブリーダーから購入する方が多少安価です。
しかし初めて犬を飼う方などは、正直なところブリーダーから買うというのは敷居が高そうですね。

そんな時には里親を募集している方からフレンチブルドッグを譲り受けるというのもひとつの方法です。

ちなみに同じくらいのサイズの犬よりもフレンチブルドッグは値段が高いですが、これはほぼすべての場合帝王切開で産まれるからともいわれています。

フレンチブルドッグの特徴

フレンチブルドッグはフランス原産の中型犬で、特徴的な顔が印象的です。
甘えん坊な一面も見せ、ピンと立っている耳もとてもキュートです。

適正な体重は8~14kgほどで、体長は26~31cmくらいです。
体型はコンパクトな感じで、他の犬よりも筋肉質な印象です。

比較的体重の調整が難しいので、飼い主さんが気を抜いていると肥満体型になりかねません。

日本における飼育頭数も多く、子犬のうちはブルドッグなどと間違われることも多いです。
被毛のタイプは短毛ではありますが、毛が生え変わる時期の春と秋には抜け毛の量も増加します。

運動量はそれほど多くはないものの、当然適度な運動は必要です。
しつけについては意外と学習力が高く、きちんと教えることができれば早めに習得するでしょう。

フレンチブルドッグの性格と飼い方とは

フレンチブルドッグを飼う女性

フレンチブルドッグの性格

フレンチブルドッグの性格は明るくて甘えん坊です。
人間のことが大好きなので家族に対して人懐っこく、社交的な部分も多々あります。
ただ家族以外の人に対しては懐くまでにある程度の時間がかかるかもしれません。

もちろん人間以外にも、他の犬に対しても社交的ですから、散歩中などに会うと交流を持ちたがるでしょう。

しかしフレンチブルドッグを見た他の犬が怖がる可能性もあるので、飼い主さんはその様子を見て必要に応じてアプローチを止めるようにしてください。

早い段階できちんとしつけを行い主従関係を築く

家族に対して人懐っこくて頭も良いフレンチブルドッグですが、もともとブルドッグの血が入っているので頑固さも持ち合わせています。

飼い主さんの言うことすらも無視するケースがあるので、早い段階できちんとしつけを行い主従関係を築くことが重要です。

フレンチブルドッグは上記のような性格ですが、当然それぞれの犬によって違いはあります。
そのため実際に飼い始めたら愛犬の性格を知るためにしっかりと観察してください。

とても家族のことが大好きな性格、それがフレンチブルドッグです。

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグは暑さに弱くて散歩の際にも気をつける必要があります。
暑くなる夏場だけでなく、部屋の内部を暖房で温める冬場も要注意です。
暖房で暑くなりすぎると危険かもしれません。

暑さのみならず寒さにも弱く、意外とデリケートな一面も持ち合わせています。

目安の部屋の温度は22度程度になります。

そして、フレンチブルドッグは散歩の回数についても他の犬よりも短時間で構いません。
目安は1日1回30分となります。

フレンチブルドッグは長時間の散歩が苦手

筋肉質なので運動量が多いと思われがちですが、実はそうでなく長時間の散歩は苦手としています。
とは言っても部屋の中で遊ぶこともフレンチブルドッグは大好きですから、飼い主さんも一緒に遊んであげてください。

体自体は小さいものの力は強く、散歩の際などには無理やり人間を引っ張っていこうとするケースも見られます。それを避けるためにも子犬時代からのしつけは欠かせません。

お手入れについてはカットする必要がなく比較的楽チンです。
ですが抜け毛が多いのでブラッシングは必須ですし、皮膚の炎症を起こさないように定期的にシャンプーもしてあげてください。

飼い方が意外と難しいかもしれませんが、しっかりと把握してあげましょう。

フレンチブルドッグの平均寿命

フレンチブルドッグの平均寿命は「10~11歳」くらいです。
他の犬種に比べると少し短い印象も受けますが、飼い主さんの工夫や努力次第では長生きすることも可能です。

寿命を長くするためには、「病気を予防する」ことが大切です。

ちなみにフレンチブルドッグは、「短頭種気道症候群」「水頭症」「椎間板ヘルニア」「皮膚疾患」などになりやすいと言われています。

あらかじめ飼い主さんが把握しておけば注意できる部分もありますし、定期的に動物病院に行き検診も受けられます。
そうすれば愛犬が苦しんでしまう可能性も低くなるだけでなく、寿命も延びるでしょう。

フレンチブルドッグの寿命が短い理由は顔?

フレンチブルドッグの寿命が短い理由は、やはり顔でしょう。

マズルの短さが元となり呼吸器に関する病気になりやすいと言われています。

常に愛犬の様子に注目し、異変があればすぐに気づけるようにしたいです。

ただし、すべてのフレンチブルドッグの寿命が短いわけではなく、日本では最高20歳まで生きたという報告がなされています。

おすすめのカットスタイル(ヘアスタイル)を案内

フレンチブルドッグのトリミング

サマーカット

フレンチブルドッグは短毛で、基本的にカットをする必要はありません。
しかし多少は毛も伸びてくるので必要に応じてトリミングサロンなどに通いましょう。

多くの場合はサマーカットにすることが多いかもしれませんが、短くし過ぎると熱中症や皮膚の炎症に繋がる恐れもあります。

それに冬場に短くし過ぎると寒さをより感じやすくなるので注意したいです。
フレンチブルドッグの場合は他の犬種とは違い、カットスタイルの選択肢が非常に狭いのが特徴です。

愛犬をオシャレにするために

フレンチブルドッグの可愛い服

犬用の服を賢く活用

今ではペットショップだけではなく、ホームセンターやディスカウントストアなどでも犬用の服が売られています。
赤ちゃん犬のとても可愛い服まで販売されており、バリエーションの豊富さも最高です。

値段の幅もとても広くて、数百円で購入できるものもあれば、有名なブランド物の数万円の犬用の服などもあります。

必ずしも高ければ良いというわけではなく、飼い主さんが愛犬に似合うであろう服を選んであげてください。

犬用の服をうまく活用することができれば、かなりオシャレになります。
散歩をしている際や愛犬家の集まりに出向いた際にもとても注目されるはずです。

飼い主さん自作の犬服もオシャレ!

服は上記のように様々なお店で販売され、通販ショップでも売られていますが、飼い主さん自身が作ってみるのも良いでしょう。

そうすれば思い通りのデザインのものができ上がりますし、より愛情のこもった服を犬が着ることになります。

手づくりをするのはちょっと大変かもしれませんが、愛犬のオシャレのためにも頑張ってみてください。

首輪・ハーネス・リードもオシャレに

犬用の服がいくらオシャレでも、犬がつけている首輪やハーネス、リードにもこだわらなければ本当のオシャレは実現できません。

意外と首輪やハーネスなどは目立ちますし、実際ショップに行けばたくさんの種類のアイテムが用意されています。

もちろんオシャレを求める以前に、犬が感じる負担の少なさや機能性の高さなども重視する必要はあります。

特にハーネスの形状は様々あり、首掛けタイプや両肩を通すタイプ、そしてベストタイプがあります。

タイプの違いだけでもオシャレを追求できますが、デザイン性やカラーetc.にも注目してください。

首輪も素材やカラーを参考に良いものを選べますし、中には特殊な形状のものもあります。
犬への負担も考えつつ購入を決めたいです。

リードは長さも素材もカラーも異なり、首輪やハーネスよりもオシャレをしやすいといえます。
これらのアイテムに注目し、愛犬をより魅力的にしてみたいですね。

トリミングにはしっかり行う

フレンチブルドッグであってもトリミングの必要性はあります。
トリミングといえば「カット」というイメージですが、それだけではなく、シャンプーやブラッシング、耳の掃除や爪切りなど、様々なことを指します。

オシャレを目指すのであれば当然トリミングが必要であることが分かりますよね。
そしてトリミングをすることによって清潔感も維持でき、散歩中など誰に見られても恥ずかしくない素敵なフレンチブルドッグになります。

自宅で飼い主さんがトリミングをするとお金の節約にもなります。
今は専用のアイテムもたくさん販売されているので、慣れれば簡単にできるはず。

しかし本気のオシャレを目指そうと思えば、やはりトリミングサロンに行ってプロにお願いするのがベストでしょう。

自分が望むカットやその他お手入れをしてくれるサロンや担当者を是非とも見つけてみてください。

まとめ

フレンチブルドッグは平均的な値段が「35~45万円」くらいの中型犬です。
この値段の背景には、ほぼすべての赤ちゃんが帝王切開で産まれるという理由もあります。

甘えん坊で一緒に住んでいる家族に対しては社交的です。
しかし頑固な面もあるので、きちんとしつけないと飼い主さんとの主従関係を築きにくくなります。

暑さにも寒さにも弱く、部屋の中で22℃程度で過ごすのがベストでしょう。
運動量もそれほど多くはないので1日1回で問題なく、1回につきおよそ30分となります。

呼吸器関連の病気になりやすく(マズルが短いため)、その他にも注意しなくてはいけない病気があります。

平均寿命は10~11歳と言われていますが、病気の早期発見早期治療を心がけたり、食事や運動などに注意していれば長生きさせることも十分可能でしょう。

フレンチブルドッグは近年人気に火がついている可愛い犬種でもあるため値段も張ります。
里親になり譲り受けるという方法もあるので、一度検討してみてください。

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