【パピヨンの豆知識】値段や性格など徹底解説!かわいいカットもご紹介

パピヨン犬種
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パピヨンは昔からヨーロッパに生息しているとても愛らしい犬で、マリーアントワネットが愛していた犬としても知られています。

独特の耳の毛の形が愛犬家を虜にしており、様々なカットスタイルが似合います。
小型で自宅の中で飼うことができるため、特に最近話題になっています。

今回はパピヨンの値段や特徴、性格、飼い方などを紹介していきます。
さらによりキュートな見た目にするために、おすすめのカットスタイルもいくつかピックアップしているので参考にしてみてください。

このページは

・パピヨンを飼おうと思っている方
・すでにパピヨンを飼っていてより深く勉強したい方
・室内で飼える小型犬に興味のある方

におすすめです。

犬が大好き!大阪在住の管理人のみちくんです。
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大きな耳を持つ犬、パピヨンはとても可愛く賢いですよ。

パピヨンの値段と特徴

車の中の4匹のパピヨン

パピヨンの値段

パピヨンはとても賢くコミュニケーションも取りやすいため、非常に人気があります。
日本における知名度の高さもトップクラスなので、新しく犬を飼う方にもおすすめです。

推奨される理由のひとつに、平均価格のお手頃さもあると言われています。

販売されているペットショップやブリーダー、そして血統書によっても異なるものの、平均価格は「10万~30万円」となっています。

日本では様々な種類の犬が販売されていていずれも人気を博していますが、パピヨンはそんな中でも値段も低く、気軽に飼い主デビューできる点が魅力でしょう。

オスとメスを比較した場合は少しだけメスの値段の方が高い傾向にあり、これは繁殖のことも考慮しての値段設定のためです。

性別による違いはおよそ2万円程度。
大きく金額が異なるわけではないので、希望に応じて購入するのが良いでしょう。

単純に値段だけを考えるのではなく、

  • 混合ワクチンを打っているかどうか
  • 健康状態の善し悪し
  • 購入店のアフターフォロー体制

など、様々な事柄に目を向けてパピヨンを購入するようにしましょう。

1人での時間が増えると寂しくなってしまい焦って飼う例も少なくありません。
しかしきちんとチェックしてから購入しないと、相場(10万~30万円)よりも圧倒的に高い金額を支払うケースや病気の犬を購入する事態に繋がりかねません。

パピヨンの特徴

パピヨンは基本的には体高が20cm台の小型犬で、体重は2kgから6kgと、犬によって本当に様々です。

毛の色は2色か3色で構成されており、1色だけの場合や毛色にホワイトが入っていないケースだとパピヨンだと認定されないこともあるようです。

ちなみに毛の色は年齢を経るに従って変化することも多々あります。

見た目は蝶々が羽を広げたような大きくて立派な耳が印象的で、優雅でヨーロピアンな雰囲気を醸し出しています。
パピヨン=蝶々を意味していることからもわかるように、華やかさも十分過ぎるほど感じさせてくれます。

初心者にも向いていて、しつけのしやすさやコミュニケーションの取りやすさも文句はありません。
犬のしつけの経験がない方も一生懸命愛情を持ってしつけをすれば、期待に応えてくれるでしょう。

ある程度運動をさせて筋肉をつけないと、将来的に膝蓋骨脱臼になる可能性もあります。
運動神経に優れ運動量も多く、散歩の他にも家の中での遊びも非常に重要になってきます。

パピヨンの性格と飼い方

パピヨンを飼う女性

パピヨンの性格

パピヨンの性格は積極性に溢れて活発で、明るさ抜群、といった感じです。
コミュニケーション能力も高く、さらに様々な環境に適応する力も持ち合わせています。

かなり頭が良いことでも知られていますが、実はプライドが高いという特徴もあります。

子犬のうちからきちんとしつけをしないと、わがままな犬になってしまうでしょう。
より良い社会生活を送るためにも、パピヨンならではのしつけやすさを活かしてうまく付き合ってください。

人間に対しては持ち味の社交性を発揮するものの、犬が相手だと仲良く遊ぶことが難しい…というケースもあります。

そういった際にはできるだけ早い段階で社会化訓練を行い、犬が相手でも仲良くできるようにしつけをすべきです。

総合的に考えると、犬に慣れていない飼い主さんにも扱いやすくて、努力を惜しまなければしつけもうまくいきます。

同じ犬種と言えども性格は個体によって異なるため、もし購入した際には自分の飼っているパピヨンの性格をきちんと把握してください。

パピヨンの飼い方

パピヨンは家の中で飼う小型犬です。
屋外での飼育にはそもそも向いていませんし、ひどい病気になる可能性も高いので絶対にやめるべきです。

気になる散歩については、他の犬と同様の1日に2回。朝と夕方(夜)がベストでしょう。
1回あたりの散歩時間は20分から30分程度。

パピヨンは運動量が他の小型犬よりも豊富なので、1日あたり「30分×2回」という飼い主さんも多いはずです。
確かに運動量は豊富ですが、連続して歩かせ過ぎると疲れやすいのでその点に注意してください。

カットスタイルや毛の長さによっても異なりますが、シャンプーは1ヶ月に1回くらいで問題なさそうです。
一見すると抜け毛も多そうに見えますが、意外と抜け毛の本数が少ないと言われています。

注意したいのが温度や湿度調節に関してです。

気温の変化などに敏感なのでエアコンをうまく活用し、特に夏場は気を付け、25度を下回る室温を維持しましょう。

進行性網膜萎縮症、気管虚脱など、パピヨンが注意しなくてはならない病気やケガはたくさんあります。
飼い方次第で予防することもできるので、しっかりと調べて実践しましょう。

パピヨンの平均寿命

パピヨンの平均寿命は、他の犬に比べて長寿だと言われています。
数多くいる室内犬の種類の中でも特にその傾向が顕著で、14歳~16歳くらいが平均寿命です。

パピヨンがかかりやすい病気に気を付けていると、当然のことながら長生きさせやすくなります。
そしてケガに注意することで健康年齢も高まり、長い間飼い主さんととても幸せな時間を過ごせるでしょう。

できるだけ長生きさせるためには、犬のことを第一に考えた食事管理と適切な運動が必要になります。

愛犬の状況を逐一確認しながら適切なドッグフードをあたえたり、動物病院に行くことも考えてください。
そうすることで平均寿命を上回る20歳近くまで生きることも難しくはなくなるでしょう。

そしてフローリングにはカーペットを敷くなど飼育環境を整えて、さらにワクチンも積極的に摂取するようにしてください。

食事や飼育環境、運動など、いろいろな要素によって健康状態が決まります。
可能な限りすべてを重視することによって、愛犬のパピヨンを長生きさせられるはずです。

パピヨンのおすすめヘアカットを紹介

パピヨンのヘアスタイル

ふわふわカット


パピヨンのカットスタイルの中でも特に人気のものです。
飾り毛を短くして全体的に丸い感じに仕上げることによってキュートな見た目になります。

パピヨンの特徴をうまく活かすことができ、自宅でのメンテナンスも楽なので非常におすすめです。
メスの場合には各種アクセサリーを活用するとよりかわいくなるはず。

テディベアカット

テディベアカット
画像引用:https://dogasil.com/cutstyle-341/

まんまるカットと呼ばれることもあるヘアスタイルで、パピヨンの代名詞的存在の耳の飾り毛を丸くすることで、テディベアのようになります。

華麗な印象よりもキュートさを求める飼い主さんにおすすめであり、元々の毛の量が多ければテディベアカットを作りやすくなります。

「テディベア」という名前の通りクマのぬいぐるみのような優しそうな見た目。
パピヨン以外のカットスタイルとしても人気があるので、よく見かけるカットになります。

ミッキーカット

ミッキーカットというのは、耳の部分の飾り毛を丸くすることによって、ミッキーマウスのようなシルエットに見えることから名付けられました。

一見するとキャラクターのような可愛らしさを感じさせ、とにかく耳が目立ちます。

もちろんパピヨン以外にもミッキーカットは施されますが、パピヨンは特徴的な耳をしているのでより本物のミッキーマウスそっくりになります。

基本的には耳以外の場所は短くカットすることになりますが、あまり短くしすぎるのもパピヨンの場合はNGです。

ライオンカット

名前の通りライオンのような風格を感じさせるカットスタイルです。
パピヨンはあまりライオンカットをしない傾向にあるので、かなり目立てるでしょう。

ライオンのたてがみ部分となる毛がある程度生えていないと難しいのが難点です。
毛色がライオンに似ている場合には、ミニチュアの百獣の王の出来上がりです。

毛を美しく保つためにできること

パピヨンのブラッシング

ブラッシング

犬のブラッシングのやり方は、犬種によっても異なります。
種類に応じたやり方を学び、ブラッシングの目的をきちんと果たしましょう。

ブラッシングの目的は、下記の通りです。

・ノミなどの虫を発見して綺麗にする
・皮膚病、ケガを見つける
・抜け毛を取る
・犬にリラックスさせてあげる
・毛玉を取る

屋内で行うようにし、周りに火の元がない場所を選びましょう。
ブラッシングをするとどうしてもたくさんの毛が飛んでしまうので、風がある場所も避けたいです。

犬が動かないように高い場所に連れてきてブラッシングをする方もいますが、それはとても危険なので床の上で行いましょう。

ブラッシング用のブラシは形状や素材など様々あります。
毛質によって選び分けるようにし、ブラッシングブラシとは別に抜け毛用のブラシを用意するのもおすすめです。

定期的なシャンプー

パピヨンの毛はまるで絹糸のような触り心地をしています。
意外と抜け毛が少ない犬種ですが、毎日毎日生活していたり、散歩をしたり…どうしても毛が汚れてしまいます。

1ヶ月に最低1回はシャンプーをしてあげましょう。
汚れ具合次第では1ヶ月に3回くらいシャンプーしてあげるのも良いでしょうね。

とはいえ必要以上にやりすぎてしまうと病気やケガの原因にもなってしまいますので要注意。
肌質や含有成分などにもこだわり、使用するシャンプーを選んでみてください。

まとめ

パピヨンは耳の飾り毛が特徴的な犬種で、昔から特にヨーロッパで愛されていました。
華麗な姿が愛されポイントですが、カットスタイル次第ではとてもキュートな見た目に変身させられます。

初心者にも飼いやすく、しつけのしやすさも人気の秘訣です。
一般的な値段は10万~30万円となっており、ペットショップで買うよりもブリーダーから直接購入する方が少し安いです。

性格はすごく明るくて活発、そのうえコミュニケーション能力にも優れています。
しかし適切にしつけをしないとわがままな犬に育つ可能性もあるので要注意ですね。
運動量は他の小型犬よりも多いため、散歩の他にも運動をさせてあげてください。

パピヨンに似合うカットスタイルはいろいろとあり、特に耳の飾りを活かしたものが可愛さを際立たせます。

きちんと犬のことを知れば、より良い関係性を維持することができます。

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